ジジババが「励ましに行こう」と言い出し
親子3人で明石まで向かう。
甥っ子は少し風邪ぎみのようであったが機嫌はよさそうであった。
「ごはんをどこで食べるか?」という話になったが
ワタクシは以前からバイパスを走っていたら看板で見える
「ビフテキのカワムラ」に行きたいと主張。
「ビフテキ」・・・言葉の意味はよくわからないが
(たぶん「ビーフステーキ」の略じゃーないのかな?)
「なんとなくすごく肉汁まみれなもの」な気がしないか?
エンゲル係数激高めな我が家では「厚みのある肉」が食卓に出てきたことはない。
家族そろって全国チェーン以外のお店でお肉を食べるなんて
27年目にして初めてな気がする。
(セットで1500円以上の品を頼むのもはじめてかな)
カワムラさんはワタクシどものような貧乏一家でも食べることが
できる1000円からの安価なランチメニューを用意してくれているので
メニューの料金をみてチビルことはない。
(高いお肉も書いてあるのでちびるにはちびったけどワタクシの場合軽く蛋白が出たよ)
さてさて母は1000円のハンバーグ定食、父、姉が2000円のCランチ(そんな名前)を選んだがワタクシくらいの見栄っ張りはここでBランチ2500円Aランチ3000円を飛びこし
Sランチ4000円(だったと思う)を注文する。
ゲヘヘ、無職なくせに頼むものは誰よりも高いのだ。
次に焼き加減を聞かれるが
貧乏一家にとって「焼き加減」を回答することはなかなか難しいようで
誰一人さらさらと注文しない。
母にいたっては「手加減って何よ?」という始末である。
ワタクシはミスター味っ子や美味しんぼをくまなくよんできているので
これぐらいではひるまない。
「レアで。ちなみにここの黒毛牛はどこ産ですか?」っと正味「どこ産」でも知ったこっちゃーないのだが
ちょっと聞いてみたりして「○○産です」といわれ「あぁ。」と小さくわかったような声をだしてみたりするエセグルメっぷりを店員にみせつける。
母は「適当に焼いてくれ」と答え、父は「ミディアムで」と答えたがこれはワタクシが「レアかミディアムでしょ?」と先に焼き加減を口にだしていたので言えたが実際は言えなかったハズだ。
姉も「充分に火を通してください」とまったくグルメじゃない一家なのがここであきらかになる瞬間であった。
写真は牛たたき。
ビールを飲み始めた父に食べられてしまう。
酒にはよくあう一品でした。
目の前でコックさんが焼きはじめてくれる。
きれいに手際よく野菜であったりお肉を焼いていただきました。
鉄板の上にアルミホイルをしきその上に野菜、薄切り食パン、お肉と盛り付けられたところ。
加減は間違いなくレアであります。
上品な食感ですね。
ちなみに4000円のコース内容は牛たたき、スープ、ごはん、サラダ、デザート、コーヒー、ヒレ肉な内容だったはず。
ちなみに一番おいしかったのは焼いたヒレ肉の下にひかれた薄切りの食パンだったような気がするワタクシでありました・・・。