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こうばしい日々 江國香織

「薄い本なら読みきれる」

そんなワタクシであるが
2冊目に挑戦し先ほど読破した
薄い本だった「こうばしい日々」の感想を。

「こうばしい日々」と「綿菓子」の2作を収録
どちらもティーンが主人公の甘い色恋のお話ですな。
なんていうのかどちらのお話も純な感じでオラにはわかんねぇですよ。

「綿菓子」でね

「コーヒー飲ませてあげようか?」
「え?」
 コーヒーは嫌いなんだけどって思いながら、それでも次郎くんがあんまり真剣な顔で私を見つめるので、私はつい抵抗できずにうなずいてしまった。
 次郎くんの顔が近づいて、右手が肩に、左手が頭のうしろにのびてきて、その瞬間私は全身が硬直し、目をきつくつぶった。次郎くんのやわらかい唇は、ゆっくりと私の唇をおしひらき、そこから金色の液体が流れこんできた。目をあけなくてもわかる。確かに金色だったのだ。

ちゅーところがあるんだけどキスだけで終わりやがんの。
「なんでーおもしろくねぇな!」と思ったり
「コーヒーはなぁ、どうあがいても茶色なんだよ!!」
っと言ってみたり。
まぁこれが純愛なんだろーねぇ・・・
オラが期待するのは
「次郎くんの右手がやさしく乳房へと降りてきて・・・」っといった官能になるけん
もはや「筋違いなのはワタクシ」なんだろう。
「ファーストキッスがフラボノガムの味」だったワタクシも
もーちょっと育ちがよければ純愛主義に目覚めれたのかもしれませんなー。
そんな失った青春をうっすらと振り返ることが出来る作品でしょうこれは。
こうばしい日々 江國香織_a0007462_11274773.jpg


by amotthutatabi | 2005-04-17 11:32 | | Comments(0)